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狼 獣人
やや黒ずんだ青い毛並みを持つ狼の獣人。
身長は190cm位で筋肉がかなり付いているのが体毛越しにも分かる。
インナーは着ておらず上半身裸のままモッズコートを羽織り、ライダーパンツとロングブーツを身に付けている。
また、腰に真っ黒な鞘と刃を持つ直刀を携え得ている。
口調は常に冷静で少なめ、何処か人間味の薄い性格をしている。
何故か戦闘面に関しては詳しく、戦術や相手の立ち回りをすぐに見抜いたりと戦闘面のセンスはとても高い。
その実態は施設で作られた実験生物だった。
正式名称は「S.I.R.I.U.S.E実験体零号」
SIRIUSEとは"Secret Independence Ruin Imperative Undercover Sacrifice Existence"の頭文字を取ったもので、日本語に言い換えると"独立型隠密極秘完全殲滅生物兵器"と言われている。
トコシエ綜合警備保障株式会社が秘匿中の秘匿で進めていた実験で、エテメンアンキに存在するあらゆる技術を駆使し、作り出した生物兵器の一種である。
具体的には遺伝子改造、クローン、生物融合等を用い単独で全ての凶悪犯罪や治安維持の為だけに作られ、此処の力によって警備力や平和を維持する目的で進められる筈だった。
だが、汎ゆる敵を想定しその個人の持つ武力制圧力をより強化する為実験は長きに渡り続いた。
絶対服従し、人形のように扱われ、極度のストレス耐久テストにも耐え、幾度と繰り返された実験はいつか極悪非道の頂点へと達していた。
同じS.I.R.I.U.S.Eの別個体は武力テストに不合格となり施設で死亡したり、過度なストレスで精神を病んで自害したりと実験の満足行く水準まで辿り着いたのは20体中2体だけだった。
そして、実験の最後に互いを殺させ生き残った方を採用する事となった。
結果、ドローミが生き残りその遺伝子や細胞を使い兵器を量産する事が決まったのであった。
そして最後、科学者はドローミにこう言った。
「自害しろ。」と
ドローミは返事をし、躊躇いもなく持っていた刀を己に刺した。
痛みが全身に駆け巡る中、自分は何故こんな事をしているのだろうか?
そんな思いが生まれ、意識が虚ろになり彼は廃棄処分された。
筈だったのだが、再生力の高さからか瀕死の状態で目を覚ます。
全てを失った筈の彼が唯一失わなかった命。
その命の元、死ぬ寸前も持っていた刀を携え、彼は自ら自分が存在するその命の答えを探しに今日も生きるのだった。
【無明】
ドローミの持つ漆黒の直刀。
日中でも鈍く黒い光が反射される程光を吸収する材質が使われている。
その為、暗い場所では半ステルス能力を持ったように刃先が見えない。
得体のしれない不気味な程漆黒の金属で、刃先は僅かにビスマス鉱石のような色合いをしているがほぼ真っ黒である。
とてつもなく硬く、その硬さから刀としてはやや不向きな重さをしているがその硬さ故に金属さえも容易く斬れる外、汎ゆる攻撃をその硬さで弾き飛ばす性質を持つ。
硬すぎる場合、何かしらの衝撃に弱い性質を持つが、この刀はそれらしき弱点を持たない。
ただ、柔軟性が皆無なのか刀が弾いた反動は持ち手に全て衝撃が伝わって来るデメリットがある。
──全ての場所に影を造り灯された明かりさえもその影は喰らうだろう