139cm/150kg

B87H/51/73

下層ギャングクラン『キー・オブ・アウトケージ』のツール作り・メンテナンス担当。

猫耳型の集音器をつけた全身特殊義体。

その為自重はかなり重い。

ショート丈のツナギを着ているが前はがばがばに開けており、

その下にはナノスキンファイバーで作られたインナースーツを着込んでいる。

尾てい骨の部分から尻尾のようなコードが伸びており、先端が電源プラグとなっている。

お昼寝の時はここを電源にさして充電している。

古くてロマンあるものを好んでおり、作るものはどうにもレトロなアンティーク。

愛用している銃も超大型拳銃でありながら物理実弾を発射する回転式弾倉を持った炸薬式。

腰に差しているカーボンブレードは自身に蓄電された電流から射出するように放つ超電磁抜刀（レールガン）。

性格は物静かで無口でありながらのんびり屋なマイペース。

どことなく猫っぽさもあるじと目がチャームポイント。

生身の部分はもはや脳しかないとは本人が言っているがそれが事実かは不明。

全身の特殊義体は生身にしか見えない。が、それが生身ではないのは体重で明らかである。

どこからきて流れ着いたのか不明。

故にStray-Cat（野良猫）。

全身義体のそれは明らかに戦闘用に調整されたもの。

故に由来は傭兵か何かだろうとは思われる。

ただ本人は何も言わないし何も語らない。

ただ黙々とツール作りなどの己の仕事に従事するのみ。

とは言え最先端なツール作りを任せてはいけない。

彼女はツールとは古臭く、重く、レトロで、ロマンに溢れてなければいけないと思っているからだ。

彼女に銃作りを頼むと炸薬式の物理弾頭の銃などを手渡される。

近接武器も鉄や鋼、カーボンで出来たブレードや炸薬を仕込んだハンマーなど渡してくる。

とは言えそれらに意味があるかないかで言えばクラッキング・ハッキングによる被害を防げるのでないとは言い難い。

また戦闘面において、全身が特殊義体である彼女の物理制圧能力はかなり高い。

さらに義体の指先などから機械をハック・クラック出来る為に電子戦闘にも長ける。

だが、自身が脳以外が全身義体の為に逆にハッキング・クラッキングに対する脆弱性も持つ。

最も、彼女はそれに対して弱いことをわかっているのでそれらに対抗するソフトはインストールしてはいる。

他にもＥＭＣパルスなどにもちょっと弱い。

ちょっとだけだから、と本人は主張。

主武器：

超硬度カーボンナノファイバーブレード「BIZEN LONG SHINE」

カーボンナノファイバーで作られた超硬度ブレード。

本質は超電導射出鞘「BIZEN」にあり、両者をあわせることで超速の抜刀「超電磁抜刀（レールガン）」を行える。

超大型回転弾倉式拳銃「TOY BOX」

装填数三発、２０ｍ口径の物理弾殻を炸薬で投射する古くレトロでアンティークな武器。

とは言え流石の大口径の為にちんけな物理装甲程度なら軽くぶち抜く。