※中の人は関西弁にわかです。お手柔らかにお願いします。

『フロウ』と名乗る男。

素性は知れぬものの、どこかの訛りの言葉を使うそこそこ陽気な男。

知らない場所、と言いつつも戦い慣れていたりはしている為、

どこかで戦闘をしていたのかもしれない。

195cmの身長。

男は名前が無かった。

なぜならば、必要とされなかったからだ。

現在も記憶喪失ではあるが、思い出したことはある。

諜報員として長年研究施設のある

中層へと潜り込んでいたこと。

研究施設の潜り込んだ先で

完成した武器を抱えて逃げ出したこと。

下層に逃げた矢先に、追っ手にやられ、

記憶を改ざんされた事。

武器をその代償として持たせたこと。

その武器は、他人も己、どちらかの魂を

すこしずつエネルギーとして消費する事。

その実験台として武器の説明書も

使い方のみ記入されたものを、持たされ続けた事。

その記憶を思い出した時には、

どうしようもなく笑ってしまって。

そんな結末を迎えるのも受け入れていた、はずだった。

ひょんなことから拾ってしまった鳥は、ただの鳥ではなく。

いまでは己の命をその鳥に委ねてもいいくらいには、

必死に生きようとしている。

――少なくとも、その同居人となった

その鳥の命が終わるまでは。

示してくれ、と縋るくらいには、

どうしようもなく己にとっての光だから。

その為ならば、例え全身が義体化となってしまっても、構わない。

PL書き

連れ出し·ログ公開ご自由に。設定してないときがあったらすみません。

基本的に浮上控えめです。

イラストは自作になりました。